2007年9月25日火曜日

人のいいセールスマン

今日、セールスマンが家に来た。

家は、セールスマンだとか訪問販売の人がめったに来ない。
多分来ても母屋に行ってしまうのか、我が家に来ることは年に数回しかない。

その数回が今日やってきた。

ピ~ンポ~ン

珍しくインターホンがなった

我が家に来る人はほとんどインターホンなんて鳴らさず
トントン
というノックの音と同時に
「いる~?」
と言う声が聞こえてくる。
マンション住まいの長かった私にとって、この訪れ方は、はじめはビックリしたけど、だんだん慣れてきた。
家の中だからといって、おちおち下着姿でなんてウロウロ出来ない

ただ、インターホンがなるということは確実に知らない人か宅配業者という合図になる。

「はぁ~い」

いつもよりチョット高めの声でドアを開けたら、眼鏡屋さんの会社名が胸に刺繍されているポロシャツを着た人の良さそうな人が立っていた。

「あのぉ~、お伺いしたいんですが、目っていいですか?」

「はぁ~~?」

と、思ったけど、最近は特に大人と話す機会の少ない私にとっては、いい気分転換になりそうだった。


 「どうゆうことですか?」

お兄さん 「今、近くの病院で無料で視力検査してるんですけど…」

 「今から行ったら無料でしてくれるんですかぁ。私、産後目がかすむから、視力検査をしたいと思ってたんですよね~」    

お兄さん  「ただ、うちの眼鏡をその場でセールスさせてもらうんですけどいいですか?」

 「はっ?」

お兄さん 「すいません!!うちの眼鏡高いんですよ…」

 「はっ?別に検査の結果目が悪くなかったら買わなくていいんですよねぇ?」

お兄さん 「すいません!!それでもセールスさせてもらうんですよ…」

 「あっそうですか。じゃあ、いいです。」

お兄さん 「あのぉ~、お母さんはいらっしゃいますか?」

 「今、出かけてるみたいなんで、そこの病院でやってること伝えておきますよ」

お兄さん  「あっ、でっ、でも、うちの眼鏡高いんで…。失礼します!!」

いったい、このセールスマンは何しに来たんでしょうか???

ただ高いことをアピールしに来たんですかねぇ??


2007年9月24日月曜日

交通事故

先日、息子と私の1ヶ月検診も済み、出産のお祝いを頂いた方に息子のお披露目を兼ねてお礼を配りに行きました。
久しぶりに病院以外の長い時間の外出で、途中のお宅でお寿司を頂いたり、皆さんとても歓迎してくださり、私たち家族も気分よく大安吉日の息子の初めてのイベントを楽しんでいました。

チョット小雨がちらついていてきたねぇ

なんて話してた次の瞬間、

どーん!!

と言う音とともにすごい衝撃が私たちの車に走りました。

慌てて息子を見ると
一瞬、キョトンとして
「あれ?今、何があったの?」
と言うような表情の後、嵐のような泣き声で怖さを訴えてました。
チャイルドシートを外す私の手が震えててうまく外せず、息子の鳴き声は益々大きくなり、私を更にあせらせた。


私たち一家が乗った車の前の車が右折のため停車し、私たちの車も徐行していて、ほぼ止まった時に、後ろの車にすごい勢いで追突された!!
私は運転席の後ろに乗っていて、息子はその横でチャイルドシートに乗ってたんだけど、ぶつかった反動で息子の首が
ガクッ!!
私の全身から血の気が
サーーーッ

ちょっとーーーー!!

と、私がいう間もなく旦那が車を飛び出し
なんやら後ろの車のおじさんと話しを始めた

「こっちは赤ちゃん乗せてんだよ!!気をつけろよ!!」

私(の心の中)「そうだ、そうだ!!」

相手「すっ、すいません」


(車に積んでる子供パトロール中の紙を見て)「何がパトロール中だ!!どこ見てパトロールしてんだよ!!」

「??」

相手「???」

私(の心の中)「それ…関係ない…」

まぁ、人間、興奮してると、ついうっかり言ってしまうんだよねぇ。

ドンマイ!!


そんなこんなの話をしていたら、だんだん私の腰と首がジ~ンと…

念のため、私と息子は病院に行くことに

私は31年間で初めて乗る救急車にチョット興奮気味。

救急隊のお兄さんに
「どこが痛いですか?一応、心音と血圧測りますね」
と、なんだか、私と息子の体にたくさんの最先端の機械が貼り付けられ
「ここは痛くないですか?」
なんて聞かれると、自分が重病患者になったような気分に陥ってくるのは私だけでしょうか?

多分、私たちの事故現場の前を通った人々は、
「ねぇねぇ、知ってるぅ?さっき、バイパスで事故あったんだよー。生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんが救急車で病院に運ばれてた。かわいそうに…」
なんて、話になってることでしょう。

私の体は丈夫だとは思っていたけど、本当に丈夫だったらしい。
骨には何も異常なし!!
むち打ち程度でした。

一応、息子も翌日、旦那が手術した某大病院に検査に行ったけど、異常なし!!

本当にホッとしました。

でも、日に日に腰の痛みは出てきてこの睡眠不足のなか、毎朝病院に通ってます

旦那の初節句には雷が落ちたが、息子の初のイベントには交通事故…

たくましい子になりそうだ

2007年9月14日金曜日

カメラマン

子供の写真撮るのって、本当に難しい!!


「あっ、この表情超かわいい~」

って思っても一瞬で、まさか同じポーズをとってくれるわけもなく、カメラを構えてひたすら待つしかない…。



ベストショットを撮りたいがために、この1ヵ月半、どのくらいの時間をカメラを構えたままの状態で待ち続けただろう…

これ、いいじゃん!!

って思える写真を撮れたのは本当に偶然としか思えないタイミングでやってくる。


なんせ、まず、機嫌よく起きてる時間が短い
そして、まっすぐ上や前を向いてるときがほぼない
それにジッとしてない



これではプロのカメラマンも難しいでしょ~



だいたいこんな顔になってしまう。



デジカメで再生して、いつも
「あれ?うちの子もっとかわいいはずだよねぇ?実物もっとかわいいよね??」
と、旦那と息子を見て確認しあいながら親ばか精神に火がついて、連写の嵐
デジカメのない時代だったら、カメラ屋さんから楽しみに帰ってきて、家で写真を見た瞬間にショックで倒れてしまいそうな写真ばかりだ。
撮って消して、撮って消してを永遠に続けてやっと撮れた1枚がこんな顔!


正面じゃなくてもホワイトバランスが悪くてもこの写真1枚を撮るのに腱鞘炎になるくらいシャッターを押してます…

どうやったらうまく撮れるのかしら???

2007年9月6日木曜日

私を悩ませる男

外は台風の影響で大荒れです。

家は海の近くにあるせいか、台風の影響で雨と風がすごい勢いで来て、本当に家が揺れます。先ほど、2階は、震度3位の揺れを観測しました。

よく、天気予報でカッパ着て壊れた傘さして
「こちら、館山の洲崎に来てます。今、立ってるのがやっとと言う状態です。」
と、レポーターがやってるのを、テレビで見ません??

あれ、カッコいいですよね~。
私のやってみたい職業上位に入ります。


今週1週間、鹿児島の実家から母が来てくれて、本当に助かりました。

「遠くの親戚より近くの他人」
と、言いますが、やっぱり
「近くの他人より、遠くても家族」
と、改めて思いました。

今回、私が病院にかかってしまい、薬をしばらく飲まないといけなくなってしまったので、母乳を一時的にやめて、ミルクを飲ませないといけなくなったので、母には大活躍してもらいました。

今、どこの病院でも母乳育児を薦めてて(と言うか、強制的ですね)、ミルクを足したりするのは1ヶ月検診で先生から指導があった場合からと言うことで、夜中や夕方、明らかに母乳が足りてなくても「とりあえず乳首をくわえさせておけ」みたいな感じで、うちの子、生まれてきた時が大きかったので、私の母乳の量では満足できず、背中を反りながら大声で泣きながら怒ってました。この1ヶ月間、何回涙を流したことか…

こんなに男に振り回されたのは、私の31年間の人生で初めてです…

恐るべし我が子…

でも、1ヶ月の努力の甲斐あって、やっと、十分に母乳が出るようになったぁ~
と喜んでた次の日から私は抗生物質を飲むようになり、ミルクに切り替え、私は、自分で乳を搾って捨ててます…
本当泣きたい…

悲しいことだけでなく、ミルクになったおかげで、皆が授乳できるようになり、ちょっと楽させてもらってます。

「お母さん、お願い!!3時間だけ寝かせて」

とすっかり甘えてました。そして、気分もすっきりして、子育てに少し余裕が持てるようになりました。
本当に母には感謝感激の1週間でした。

でもね、母乳って、いつでもどこでも泣いたら、「はいっ」って乳さえ出せば消毒や作る手間なんていらないけど、ミルクって大変。
私も何度息子に
「てめぇ、手際悪いんだよ!!ちゃんとすぐに飲めるように用意しとけや!」
って言ってるような泣き声であおられたことか…
いやっ、実際に息子は、こう言ってましたよ。


そんな母が明日帰ってしまいます
産後の甘えたぬる~い生活も明日で終わり、息子に泣かされる毎日の幕開けです。