2009年8月29日土曜日

寂しい…

切迫早産で入院していた時に急きょ駆けつけてくれた母ですが、私の出産までにまだ日にちがあるので、一度鹿児島に帰ることになりました。

無事に退院した私ですが、くれぐれも家で安静にということで、もしも、母が帰っているときに又入院なんてことになっては大変なので、母は息子を連れて鹿児島に行くことになりました。


もちろん、息子と私が離れて夜を越すことは今回の入院生活で初めてのことだったし、私がいなくても旦那がいるから平気だったけど、甘えん坊で私から離れない息子が、果たして鹿児島までたどり着けるのか、そして行けたとしても何日もいられるのか心配で堪りませんでした。

そして、私たちにとっても、息子のいない生活なんて考えられないので、当日になっても息子を送り出すことになかなか踏ん切りのつかない諦めの悪い私たち夫婦。


当日、行く直前にぎゅ~っと抱きしめて…なんて色々と考えてましたが、結局バタバタとしたまま本当に「あっ!!」という間に嵐のごとく去っていってしまった母と息子

いきなりし~んとした部屋で寂しさだけが残り何も手につかない私

しばらくして空港に着いた母からの電話

「今ねぇ、空港の遊具で楽しそうに遊んでるよ~」

ホッとしたような寂しいような…


次の日の朝もいつも、

「もっとゆっくり眠りた~い!!」

と、思っているくせに、息子がいなくてもいつも通りに起きてしまって、いつもは息子がお母さんといっしょを見ながら走り回っていたり出勤の準備をしている旦那の邪魔をしたり一番バタバタしている時間帯ですが、し~んとした部屋で時間を持て余し、

「いきなり油がなくなったみたいだね」

と、ポツリとつぶやき心なしかいつもより早く家を出る旦那


そして、私たちの心配をよそに毎日大好きな電車を見に行ったり乗ったり、じーじーとばぁーばぁーに我がまま放題楽しく過ごさせてもらって、母ちゃんの「かの字」も出ないくらい満喫している様子の息子

息子が出発する前に

「俺、今度かずしくんに会った時に、おじちゃん!!なんて言われたらどうしよう…」

と、心配していた旦那

「そんなん平気だよ~」

なんて笑い飛ばしていた私ですが、なんだか息子が帰ってきても

「かずくん鹿児島帰る!!」

なんて言われそうな気がしてきました…


いつもは時間が欲しいと思ってしまいますが、時間があっても結局いつもしたいと思っていることの3割も出来ずに時間ばかりが過ぎていってます。

そんな息子、あと3日で帰ってきます。

一回りも二回りも成長した(ように見える)息子に会いたくて今からドキドキしています

2009年8月28日金曜日

お誕生日会

先日、息子の行っている支援センターで8月生まれのお誕生日会がありました。

以前、支援センターのお誕生日会に参加してから、ハッピーバースデーの歌を何度も歌うようになり、先生からもらえる冠を羨ましそうに眺めていた息子。

「今月はカズくんのお誕生会だね」

と、いうと

「かずくんハッピーバースデー」

と、とっても楽しみにしていました。


当日、主役の席に座り、皆に祝福をしていただき、好きな食べ物は?の質問に

「ラーメンちゅるちゅる!!」

と、しっかり答えて、先生から冠を頂き、とってもご満悦の様子。

大きなケーキに乗ったロウソクも小さい子から順番に消していき、息子の番に


                     ふ~!!


               ふ~!!


一応、吹きかけてはいますが、息よりもヨダレのほうが沢山飛んでいるような…


自分の分のケーキをしっかり食べて、私の分も胃にしっかり収めておきながら

「おかわり!!」

いくら主役でも、それは出来ません!!

2009年8月22日土曜日

踏んだり蹴ったり

私、実は切迫早産で入院してました。


先日、息子が風邪をひいて、めずらしく7時に就寝してしまい、7時半ごろから

「ん?お腹が張ってるなぁ~」

とは、思っていたんですが、二人目って上の子を追い掛け回したりしてる分、張りやすいし、張っても夜ゆっくりしたら治まっていくので、

「まっ、だいじょうぶでしょ!!」

と、思ってましたが、なんだかいつもと違う痛み…

念のためなんとなく時間を計ってみたら、20分間隔に鈍~い痛みが…

でも、出産予定日までにあと1ヵ月半もあるし…

まっさかねぇ~

でも、旦那が帰ってくるころには15分間隔

一応、病院に電話したら、すぐに来てくださいとの事

でも、息子は風邪ひいて熱出して寝てるし、どうしよう、

結局、私は、タクシーで病院行くことになり、着替えていると何かを察したのか息子が起き出して結局、夜中の1時半に皆で病院に行きました。

でも、やっぱり出産するにはまだ早すぎるということで、張りを押さえる点滴をするため即入院することになり、具合の悪い息子を連れて旦那は帰宅しました。

私は、点滴をしたら、張りは治まってきましたが、初めて私と離れて夜を越す息子は、具合が悪いことも重なって3時間泣き続けてやっと少し眠ってくれたそうで…

結局私は5日も入院することになって、鹿児島の母に急きょ来てもらいました

そして、母と一時退院の時に図書館に行ったら車をぶつけられて(本当にコツンとでしたが、助手席の前がヘコンでしまいました)、入院が延びてしまいました。

この子を妊娠中は、本当に踏んだり蹴ったりの9ヵ月半でした。

きっと、すっごい生命力のある強い子が生まれてくるんだろうなぁ~

あとは、ただただ無事に生まれてくれるのを祈るばかりです。

2009年8月12日水曜日

食の評論家

息子くらいの年の子を持った親御さんはどこも同じだと思いますが…

家族の中で、一番食にうるさいのが息子です。

おいしいと思ったものや好きな物はすごい勢いで

「この子の満腹中枢が壊れてるんじゃないか」

と思うほどの量を食べるくせに、見た目や味付けが気に入らないと、一切手をつけない。

外食をしても、

「ん?」

と、思う味付けの店でも、私たちは、とりあえず、もったいないから最後まで食べるけど、息子はそんなことお構いなしにどんなにお腹が空いていても箸が止まる。

私の料理も、旦那は調理人だけど、大人だし、一応私の手前全部食べてくれて控えめにアドバイスしてくれるけど、息子はそうはいかない。

だから、このお店がおいしいかどうか、この料理が成功したかどうかは息子に聞くのが一番だと思う。

まずい時のジャッジも分かりやすいけど、おいしい時もトコトン褒めてくれる。

そんな我が子に褒められた時は天にも昇る勢いで舞い上がってしまう私

息子はそこまで計算済みなんでしょうか??


2009年8月11日火曜日

次の日も…



お誕生日会がよっぽど嬉しかったのか、次の日も、やらされました。

残りのケーキを出したら、

「ハッピーバースデーする!!」

と、ろうそくを持ち出して、火を消しては着けてを5回ほど繰り返し、小さくなっていくろうそくと、息子の垂れ流れる汗を心配しながら、5回目でどうにか納得してくれた様子。






ちなみに、お誕生日のケーキ、お友達の手作りケーキの案をパクらせて頂き、スポンジだけ私が作り、旦那にケーキの命、デコレーションをお願いした所、なんと、3段重ねのふっくらしたケーキに仕上がりました。

その、アンパンマンケーキ



紙の上でもアンパンマンを書いたことのない旦那ですが、チョコペンでこんなに上手に書いてくれました。

変なチャレンジをせずに、専門家に素直に頼んで本当に良かった

2009年8月10日月曜日

ハッピーバースデー

8月2日に、息子が2歳のお誕生日を迎えました。

この日のために、ずいぶん前からハッピーバースデーの歌を覚え、ろうそくを消す練習をし、「2歳!!」を何度も繰り返し、準備万端で迎えた当日、3回のリハーサルを経て、4回目でやっとろうそくを消すことが出来ました。

あの苦しい出産から2年。

苦しかった記憶はあるけど、痛みや辛さはすっかり忘れてしまっている私。

そして、色々な迷いや葛藤があったり、泣きながら過ごした時間もあったこの2年間も今では、嬉しいことや楽しいことや愛おしさしか思い出せない。

本当に育児って不思議なもんですねぇ~。

これからも、息子が生まれてきてくれたことに感謝し、この日を家族全員で幸せに迎えられるよう、ただただ願うばかりです。