酔っぱらいの唄

中部空港から飛行機で鹿児島に向かう途中、席に座ると、斜めすっごい酔っ払いのおじさん。
スチュワーデスが通る度に
「いいお尻してるなぁ〜」
とか、足を引っ掛けて見たり。

話を聞いていると、社員を連れて海外旅行に行って中部空港で乗り換えて鹿児島に帰る途中らしい
きっと機内で無料のお酒をしこたま飲んできたんでしょう。

周りの方がやんわり注意してもまるで効き目なし。
逆に酔いに任せて絡んできそうなイヤーな雰囲気でした。

そんな中、離陸するため、ゲームをやめて静かに外を見ていた息子がいきなり、

「よっぱらい〜よっぱらい〜よっぱらいったらよっぱらい〜♩」

と、自作の唄を熱唱

周りのお客さんは失笑

私は一瞬血の気がひきましたが、酔っ払いのおじさんも、バツが悪そうに笑い、

「いや〜、おじさんにも僕くらいの孫がいるんだよ〜。そんなこと言われたら恥ずかしくなっちゃうな〜」

と。

周りの方も今まで緊張していた空気が切れてクスクスッと、笑い声が漏れました。

鹿児島までの1時間半の空気を和やかにしてくれた息子

息子の作詞作曲の歌声に感謝感謝の時でした^_^




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