2007年7月23日月曜日

那古祭礼

お祭りの季節がやってきましたぁ


館山地区では先週の土曜日を皮切りに9月の半ばまでお祭りやら花火大会やらが各地で行われます。

各地域によって山車にも工夫がこなされていてとても趣があるらしい。

と言うのも、私は、去年は、仕事が一番忙しい時期だったので、一度もこのお祭りを見ることはなかった。(たまたま通りがかって一瞬見たりはしたけど‥)
なので、今年こそは!!と思っていたけど、出産を間近に控え、多分今年は音だけを楽しむことになりそう‥

そういえば、最近、あちこちで太鼓の音がなっていると思っていたら、結構前から皆さん練習をしていたらしく、甥っ子も夕飯後に毎日練習にいってるという話を聞いていた。



昨日、休憩時間に帰宅した旦那にお願いして那古の祭礼に連れて行ってもらった。すぐ近くなんだけど、さすがに一人で行くのはチョット寂しすぎたので、疲れてるところを、お得意の「出産がんばるからぁ~」という約束で連れて行ってもらった。(何回使っただろう‥)



昔はもっと出店も出ていて賑やかだったらしいけど、お祭り気分を味わうには十分なくらいだった。

私は、杏飴が大好きで着いた瞬間に目を光らせた。りんご飴は結構売ってるんだけど、杏飴はここ最近急激にお店が減ってきた気がする‥。最中の上に水飴をつけた杏をのせてあるだけの自分でも簡単に作れそうなものなんだけど、縁日で食べるからまたおいしい!

「あんず飴」ののれんを出してるお店がなく、かなりショックで「今年はもうあんず飴は食べられないのかぁ」と、肩を落として帰ろうとした私の前に「フルーツ飴」と名前を変えたのれんで、あんず飴が並んでいた。

そうだ!!こっちのほうが正しいよね。だって、いっつも、みかんやさくらんぼも一緒に売られてるし!!

1年ぶりに会えたあんず飴をかなりおいしく頂いた。



そして、金魚すくいも十何年かぶりに挑戦してみた。

私、これ、釣れた試がないんだよね。

いかにも生きる気力のなくなって弱って、例えすくい紙の上でも威勢よく跳ねない金魚ちゃんばかりなのに、どうしてこんな簡単に紙は破けてしまうのかと思うくらい水に入れた瞬間に綺麗に穴が開いてしまう。

でも、横で旦那が1匹釣ったのを見てるとなんだか自分にも出来るんじゃないか!?と、言う気持ちでいっぱいになってしまうから不思議である。

1匹でも釣れた旦那は得意げに私に金魚すくいのノウハウを熱く語ってくれた。紙の入れる角度や狙う金魚の特性などをしっかり教わって、

期待に胸を膨らませ、いざ出陣!!



秒殺で終わった‥


おじちゃんにお情けの1匹を頂いて金魚屋さんを後にした。




               縁日の様子




そして、遠くのほうで太鼓の音が聞こえ出した。
山車が動き出した。
中で太鼓を叩いているのは結構小さい子で、大人は山車を引っ張ったり、笛を吹いたりしている。
「きっとこの子達はかなり練習したんだろうなぁ」と胸に響く太鼓の音を聞きながら感動してしまった。
きっと、お腹の中のこの子も山車にあこがれて、この中で太鼓を叩く日がくるんだろうなぁ。
なぁんて想像してたら胸がいっぱいになった。





さて、家に帰って、早速、バケツの中に綺麗な井戸水を入れて2匹の金魚を入れておいた。1日は水槽に入れないほうがいいらしい。

明日になったら我が家の金魚と一緒にしてあげるからね~なんて話したのが最後の言葉になるなんて‥。

朝、起きたら死んでいた。

話には聞いていたけど、本当に縁日の金魚の寿命の短さにビックリした。

縁日の金魚すくい屋を訴えた人がいないのが不思議だ。

2007年7月15日日曜日

SHREK 3

私、shrek好きなんですよねぇ~

基本的に、29歳まであんまりアニメとか見なかったんだけど、ニュージーランドでワーホリに行った時にお世話になっていた家の子供と一緒にトーマスやディズニーの英語版を見ていて、奥さんの
「これって、簡単な単語だし、いい英語の勉強になるんじゃない?」
と言う言葉をきっかけに、映画を辞書片手に(もちろん日本語対応ではないので)、英語を聞きながら英語の字幕を目で追いかけて見るようになった。
もちろん、ハリウッド映画のような大人向けのものは、ストーリーも考えないといけないし、言葉が難しくてついていけないので、子供向けのディズニーやトーマスなどを何度も見た。

帰国して、しばらくはそんなことも忘れていたけど、今回、shrek3が日本で公開されることになって、TVでCMを見ていたら、もう一度ちゃんと(理解できてるのか)見てみたくなって、旦那に話をしたら、限定で出てる1と2の二枚組みのDVDを買おうと言うことになって、急遽インターネットで取り寄せることになった。

旦那が映画が好きで、金曜ロードショーなど、途中からでも食いついて見てるのを知っていたけど、

まっまさか、あなたがアニメ映画を買おう!!と言うとは‥

ちょっとキャラが違う気がした

「もしかして私のために?ありがとう」
と、感動していた私に旦那は、

子供のためにちょっとずつ揃えていこうね」

とやさしく提案した

やっぱり‥ そうですよね

でも届いたDVDを見た私たちは、それからshrekの大ファンになってしまってた。
やっぱりshrekは面白い!!


6月30日からshrek3が公開になって、すーーーーーっごく映画館で見たかったけど、最寄のshrek3がやってる映画館は千葉まで行かないとなくて、臨月の私に片道2時間の道のりは確かにきつい‥。そんなに危険を冒してまではチョット‥ということでDVDを待つしかなかった。

で、この間、マクドナルドに久々に行った。(旦那はマクドナルド好きです)
そこで私たちが目にしたのは‥


なっなんとハッピーセットのおまけがshrek3のキャラクター!!



「私、妊婦だしぃ、マクドナルドってあんまり体に良くないから、やめとくよ~」

なぁーんて言っていたのは5分前のこと。
ハッピーセットのメニューから1つ選ぼうとしたら、なんと期間限定では‥
しかも、第一弾目のキャラクターの終了日まであと2日しかない‥
ドライブスルーのマイクの前で緊急会議を開いた結果、4種類全部買ってしまおうと言うことになり、31歳にして初めてハッピーセットを購入しました。

そして、3日後、私の誕生日が近かったこともあり、どれだけこのキャラクターを揃えたいのかを熱弁し、残りの4つも手に入れた。
そして‥

         ジャーン!!



我が家の一番目に着くところにshrekたちは飾られている。

でも、3日間のうちに二人でハッピーセットを8種類食べないといけなったのは辛かった。

さすがに、しばらく旦那の口から「マクドナルド食べたい」は聞こえてこなそうだ

2007年7月14日土曜日

立会い出産

皆様、立会い出産についてどう思われますか?

この話、かなり賛否両論なんだよね~

私は、呼べる人皆呼んで立ち会って頂きたい。
旦那も両親も姉妹も甥っ子も友達も。
そして、もし、私でよければ学校で流す教材にしていただいてもいい。
もちろん、自分の子供が産まれて、兄弟の出産の際には、絶対に立ち合わせたい。
こんなに命がけで人は産まれてくるんだということをきちんと教えてあげたい。

と、いうことで、私たち夫婦は

もちろん立会い出産

のはずだった。あの日まで‥

今までは、妊娠の本なんか読んでても「今、赤ちゃんの大きさはこの位ですよ~」とか、「こんな機能まで発達してきましたよ~」とか、子供の成長についてだとか、妊娠中毒症に気をつけましょうね~とかそんな感じのものばかりだったけど、出産が近づいてくると、出産の経験談とかお産の進み方だとかそんな話ばかりで(当たり前だけど‥)、なんだか自分に出来るのか不安になったり、「どれだけ痛いの~?鼻からスイカ?」と想像してしまったりして急に怖くなったりして、旦那は最近、そんな話を四六時中私から聞かされていた。

ただ、何故か、恐怖の極限まで想像し終わった私は、急に吹っ切れてしまって、
「まっ、皆してることだし、始まったら時間が解決してくれるよね。」
と、思えるようになって、自分の恐怖心よりも赤ちゃんに会える楽しみのほうが勝って最近はワクワクしてきた。

先日、旦那といつものように子供の話をしていたら、話の合間に急に旦那がすっごく青ざめて顔から血の気が引いていくのを感じた。

「ど、どうしたの?大丈夫?」

私はビックリして旦那に聞いた
完全に違う世界に足を踏み入れそうな勢いだった。

「最近、仕事も忙しいし、夜中に私が何度もトイレに起きてしまって、そのたびに起こしてしまって、よく寝れてないみたいだし、疲れがたまってるんじゃない?」

妻として、旦那の健康を心配した。

「あっ、ごめん。出産シーンを想像したらゾーーーっとしてしまった‥」

えっ?いきなり?

ついさっきまでキャピキャピ子供の話してたよね?

旦那の頭の中の展開の速さと想像だけでそこまで真っ青になる旦那にビックリした。

お義母さんと、その友達にこの話をしたら、絶対に立ち会わせないほうがいいという結論にたどり着いた。余計迷惑がかかると。

確かに。想像できます。
旦那が分娩室で倒れる姿。

私の夢が音を立てて崩れていく瞬間でした

2007年7月9日月曜日

初節句

私の住んでる地域では名字は通用しない。
つまり、名字はあってもなくても同じ存在だ。
親戚でもないのに同じ名字の人が多いからなのかよく分からないけど、
「あの角に住んでる▲▲(名字)です。」
と言っても、
「えっ?誰?」
と言うようなリアクションをよく受ける。

その代わりに「屋号」と言うのがあって、昔からのこの家の呼び方があるらしい。
私も嫁に来るまで屋号と言う存在を知らなかったんだけど、多分、昔、この名前のご先祖様がここに住んでてそのままその名前がこの家の呼び名になたらしい。例えば「平吉さん」とか「助さん」とか、いかにも昔の人の名前だ。

先日も、友人のお母さん(昔、近くに住んでいて、うちとよく交流があったらしい)と食事をしたとき、友人が私を紹介するのに
「▲▲さんの所の人と結婚したんだよ」
と言っても、
「はっ?誰?」
というリアクションでした。
なので
「■■(屋号)です」
と言ったら、
「なぁ~んだ、■■さんかぁ」
と、一発で話がつながった。

さすが、昔からの知り合いだけあってうちの色々な話を知っていた。
お義母さんはどこから嫁に来たかとか、お義父さんは働き者だったとか、おばあちゃんはどんな人だったとか。
さすが田舎だ
探偵一人雇うよりも地元の人一人と知り合いになったほうが情報量がはるかに多いと思う。

そして、旦那の初節句の話になった。
そのおばちゃんの話によると‥

旦那が生まれた時、旦那のおばあちゃんは、跡取り生まれたと喜びました。おばあさんは、よっぽど男の子が生まれたのが嬉しかったんでしょう。
旦那の初節句のとき、張り切って、近所の大工さんに頼んで、大きい鯉のぼりを作りました。一番上には大きな金の玉をつけ、この地域ではどこから見ても、うちの鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでるのが分かるくらいそれはそれは大きいものでした。。(大工さんに頼むくらいだからかなりの大きさだったと思う‥)
ある雨の日、友人のおばちゃんが近くのスーパーで買い物をしてる時のこと、大きな雷がゴロゴロとなり始めたと思ったら、いきなり
「ドーーーーーン!!」
と、大きな音とともに地震のような地響きがしました。
おばちゃんがビックリして急いで家に帰ると、辺り一帯は停電になり、近くの家の人のテレビからは火が出る始末。東京電力の人が来るまでのしばらくの間、ずっと電気は復旧しないまま。
その後の調べによると、どうやら、うちの鯉のぼりの大きな金の玉に雷が直撃して近くの家一帯が停電になってしまったらしい。
きっと旦那の初節句の幕開けを祝ってくれてたんだ!!

縁起がいいんだか悪いんだか‥
それ以来、その鯉のぼりが気持ちよく館山の空の下で泳ぐことはなかった‥
初節句を待たずに倉庫に眠ってしまった

そういえば、旦那が
「子供が産まれたら、あの鯉のぼり直そうかぁ」
と、お義母さんと話していたときがあった。


すみません‥
微妙です‥

2007年7月7日土曜日

マタニティーライフ

もうすぐ出産!!

となると、私の妊婦生活もあとわずか。
この大きいお腹ともおさらば(になるはず…)

思えば、この9ヶ月は本当にあっという間だったし、私の人生を大きく変えてくれたし、私たち夫婦にとってこの子の存在はかなり大きかった。

妊娠初期の頃、仕事中は大丈夫なのに、家に帰ってくるとつわりが出た。そして、よく旦那に御飯を作ってもらった。

毎日、「何が食べたい?」と、風邪をひいて学校を休んでる子供のように食べたいものを聞かれ、好きなものばかりを食べさせていただいた。

そして、何故か旦那と喧嘩をするとつわりが出て、私の「オエェェェ~ッ」というトイレへの駆け込みで喧嘩が終了し、旦那がいたわってくれた。

重いものは持たずに、家事もホドホド、無理は禁物でのんびりと過ごさせて頂いた。

そして妊婦は人気がある!!

全然知らない人から、
「予定日はいつなの~?」
と聞かれ、お腹をすりすりさすってもらえる。

今までもこれからもこんなに人に自分の体を触られることはないだろう

先日もスーパーで、
「この中に赤ちゃんがいるの~?見せて~」
と、遠くからわざわざ子供が走ってきて聞かれた。

多分、一生一般庶民の私は、人からこんなに注目を浴びる時期はもう二度と来ないと思う。

こんなに王女様のような扱いを9ヶ月も続けてきた私が、あと数週間以内には親になり、立場が一変して下部のごとく赤ちゃんに尽くすようになる。

きっと旦那をはじめ周りの皆様には私は黒子のような存在になり、赤ちゃんしか目に入らなくなるんだろうなぁ…。

という話を先日旦那にしたら
「そんなことないよぉ~、大丈夫だって~」
と、言っている旦那の手は赤ちゃんをさすってるし目じりは下がりっぱなし。今の時点でもう赤ちゃんに夢中である。
こんな話を聞いた私が悪かった。

残念だけど、この9ヶ月が夢だったんだ 。現実を見よう。

はい、尽くさせていただきます。王子様!!

2007年7月2日月曜日

予定日

もうすぐ妊娠37週に入る。

私も、妊娠するまで知らなかったんだけど、妊娠期間は、最終の生理が始まった日から40週間目が一応出産予定日として計算される。要は280日だ。
まぁ、いつの排卵の日に受精したかなんて分からないし、一応の目安としてのあくまでも予定日とされて、実際に、予定日ぴったりに子供が産まれたという話は私の周りの人一人もいない。
だから、予定日の前3週間と後2週間は満期日とされて、その間はいつ生まれてきてもおかしくない期間とされている。
ということは、つまり、
予定日の前後1ヶ月と1週間が、予定日である。

なんか、すっごく大ざっぱじゃない??

先日、知り合いの子が私の通ってる病院で出産した。
25歳の子で私よりも5歳若く、妊娠してから体重は5キロしか増えてなくい。体重管理がしっかりされていてとっても優秀だ。
きっととても安産だったんだろうと思っていた。

その子のお見舞いにいったら、
あ~ら、なんてかわいい女の子
体重は3200g
標準だ。

でも…
出産予定日よりも10日遅れて、入院して陣痛誘発剤を使って、陣痛が来てからなんと1日半かかったらしい…。
途中で風船や器具を使って産道を開かせたり、あの手この手で先生も結構大変だったらしい。

そんな話を聞いたらなんだが怖くなってきた…
この時点で12㌔近く太ってしまって30歳に私はどうなるんだろう…

多分だよ。まだ未知の世界だからわかんないけど
きっと始まってしまえば、きっと終わりはあると信じて
「早く出て来い!!おりゃ~っ!!」
って感じで必死になるんだけど、この、微妙にお腹がキューって痛くなってきて
「あれっ?なんか、これが続くのかな?もしかして…!?」
って思っては消えての繰り返しで、
私、完全に
「オラオラ~何ビビってんだよ~。出てやろっかなぁ~、やっぱやーめた!」
って子供に遊ばれてるような気がする…

どうか優秀な産婦人科医の皆様、予定日をせめて3日以内に絞れるよう研究をお願いいたします!!