おばあちゃんは鹿児島の実家と同じ敷地内に住んでいます。
この「おばあちゃん」父の母とだけあって、とってもハイカラです。
まず、鹿児島人とだけあって、お酒も結構いけます。
私達の結婚式のときのいい飲みっぷりに義母は、びっくりしてました。
気持ちがとっても若くて、55歳も年齢の違う私と話していても、とっても話が合って面白い。
特に海外に行った話は、話を聞いてて飽きることはない。
おばあちゃんが、初めて海外旅行に行ったのは、昭和45年。おじいちゃんと一緒にツアーに参加して、ヨーロッパに行ったそうだ。
当時、海外旅行に行くことがまだ珍しい時代で、九州からの参加者は2組だけで、全国から募集をして、前日、海外旅行に行くためのマナー教室をホテルオークラでにわざわざ1泊して行われたらしい。
今、そんなツアーを企画したら絶対に人は集まらないだろう
ちなみに、そのマナー教室の内容って、水洗トイレの使い方とかだったらしい。時代がうかがえる。
その後、おじちゃんが突然亡くなって、しばらく何も手につかなかったおばあちゃんを立ち直らせてくれたのも、きっと海外旅行だったんだと思う。
そして、おばあちゃんのお姉さんや私の両親などと旅行をし、今まで20カ国以上を旅した。南米以外の大陸は制覇したらしい。
ここまできたら、是非南米大陸にも行って頂きたい。
そして、何より読書が大好き。
ジャンルを問わず、面白い本があったら何でも興味を持って読む。
昔、私が「さくらももこ」が面白いと薦めたら、おばあちゃんもすっかりはまってしまっていた。
ここにも若さの秘訣があると思う。
今回、息子を連れて帰ったら、おばあちゃんの子育て中の話を聞くことが出来た。
「昔ね~、子供に添い寝をしながらお乳をあげてたら眠たくて気持ち良くってね~。丁度、コックリきてたら、おじいちゃんに「おいっ、もう子供は寝てるだろう!!早くこっち片付けろよ!!」って言われるから、「まだ寝てないよ~」って言いながら、子供のお尻をつねってわざと泣かせたりしたんだよね~」
おばあちゃん…赤ちゃんかわいそう…
息子は、おばあちゃんが大好きなようで、おばあちゃんが話しかけてくれると愛想良くニコニコしてました。
おばあちゃんと雑談中
息子に会って、
「この子の成人した姿が見たいねぇ~」
と言っていた87歳のおばあちゃん。
息子の成人のお祝いには是非、乾杯の音頭をお願いします
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