この地域は、一般よりも少し遅めで51日目に行くらしいけど、ちょうどお彼岸に入ってしまったのでずらし、結局、日にちは過ぎてしまいました。
この日のために、私の実家から紋入りの着物を調達していただき、産まれて2ヶ月弱で着物を作らせてしまうなんて…
私なんて31年間1度も着物を作ったことなんてないんですけど…
この子っていったい…
当日は朝から大忙し。
義母に、着物を着るのを手伝ってもらい、母が昔着ていた着物に初めて腕を通しました
久しぶりに着る着物も気持ちがシャンとしていいもんですねぇ。
義母は昔、呉服屋で働いていたこともあり、息子を抱きながらちょいちょいと直してくれるだけで、着物がピシッと綺麗に決まりました。
みんなの支度も終わり、
「さあ、行こうかぁ」
と、義母が息子を抱き、着物を羽織らせた途端、
ブリッ!!ブリブリブリーーー!!
おいっ、息子よ。何故、今、ウンチなんだーーーー!!
スッキリした息子はにやぁ~っとした後、再び深い眠りに陥った。
オムツ替えが済み、気を取り直し近くの神社へ
この神社、確かに家から超近いんですよ
家から見えてるし、歩いて5分だし
門まではね…
今からこの100段近い階段をこの蒸し暑い中、着物を着たまま昇るんだ~っと思ったら失神しそうになりました。
そんな中、着物を着て、息子を抱いて、更にその上に息子の着物まで羽織ってる義母は、ヒョイヒョイと軽々昇り始めた。
さすが、あんな真夏の炎天下の中、1日中外で働ける義母はすごい!!
根性と体力は私たちの比にならない
とても軽量のビデオカメラを持った35歳の旦那と、これまた、とても小さなデジカメを持った31歳の私たちが死にそうな顔でゼイゼイ言いながら昇りきった先には、
あれっ?ヘリコブターで来ました??
と聞きたくなるくらい息子を抱きながらも涼しげな顔をした義母の姿がありました
あっぱれ!!
無事にお参りを終了した私たちは、ホッとした顔で100段近くある階段を下っていくのでありました。
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